君のいない人生なんて考えられない
「ごめん、愛してる。どうか幸せになって」
魔王と戦い、フローライトを助けたことで、最愛のカーネリアンは死んでしまった。
私が弱かったから──そう後悔しながら彼の後を追ったフローライトは婚約したばかりの十歳に戻っていた。
今度こそ彼を死なせない、戦わせないとフローライトは誓う。
婚約者として愛を深めながらも、恐ろしい未来を変えたいフローライトと「私も君を守りたい」と言うカーネリアンは度々衝突してしまう。
まだ力が足りない。焦るフローライトの前に魔王が現れたかと思うと!?
お互いしか見えない二人の最強愛の行方は──?